今日のFX相場見通し

3月29日 (土) 07:00

ドル円予想:一部で買い渋り 日米金利差縮小 (3月29日)

前週末28日のドル円は下落でクローズ。安値149.67をつけてから終値149.82と、3日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

28日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとモメンタムは強気のシグナルが点灯しており、強気地合いへの移行の可能性がある。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)では円が125,376枚の買い持ちとなっており、方向感の見定めにくい状況との指摘も。→【有料ツール】高品質なスイング予想(IMMデータによるプロのドル円週次予想)

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。前日はドル売りが優勢であったが、下値圏では底堅さを指摘する声も市場の一部から聞かれている。ひとまずの下値メドである心理的節目149.00近辺までの価格帯で売り一巡となれば、押し目買い拡大の展開も視野に入れておきたい。

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