今日のFX相場見通し

11月30日 (土) 07:00

ドル円予想:売りが続く 日米金利差縮小 (11月30日)

前週末29日のドル円は下落でクローズ。安値149.45をつけてから終値149.71と、2日ぶりに反落ののち週の取引を終えた。

29日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は上昇となり、これによる日米金利格差の拡大観測を背景にドル買い・円売りが出る面もあった。

日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気トレンドへの移行が意識される。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)の動向は円が売り越しだが、地合いの変化には注意したい。→【有料ツール】高品質なスイング予想(IMMデータによるプロのドル円週次予想)

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。このところの流れを引き継ぎ、今後も弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値目標水準である心理的節目149.00まで下値拡大の展開も見込まれる。

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