今日のFX相場見通し

2月15日 (土) 07:00

ドル円予想:下方目線 日米金利差縮小 (2月15日)

前週末14日のドル円は下落でクローズ。安値152.01をつけてから終値152.33と、2営業日連続で円買いののち週の取引を終えた。

14日に材料視される目立った経済イベントはなく、米時間には様子見の姿勢も見られた。米10年国債利回り(米長期金利)は下落となり、これによる日米金利格差の縮小観測を背景にドルを売って円を買う動きも見られた。

日足チャートを見るとモメンタムは弱気のシグナルが点灯しており、弱気トレンドの維持を想起させる環境。大口投機筋(IMM通貨先物ポジション)は円買いが優勢で、こちらも上値重さを想起させる。→【有料ツール】高品質なスイング予想(IMMデータによるプロのドル円週次予想)

目先の展開については、今後の米長期金利の動向などに関心が集まる。このところの流れを引き継ぎ、今後も弱気地合いが継続した場合、ドル円レートは次の安値目標水準である心理的節目151.50まで下値拡大の展開も見込まれる。

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