※札証、名証、福証へ上場している銘柄は非対応
10日の日経平均はー415円の3万9190円となり3日続落。
個別銘柄では、三井金属鉱業やファーストリテイリングなどが売られたほか、大塚ホールディングス、オークマ、TDKなどが下落した。ただ電気機器のアドバンテストなどは上昇した。
2025年の日本株は地固めから一段高へ、期待の銘柄は? 有料版レポート閲覧はこちら
今月の日経平均は前日までの下落幅がー290円と売り地合いであったが、10日の東京株式市場は続落と、地合いの弱さを引き継いで伸び悩んだ。
米株式市場が買い地合いとなっていたものの、強気心理は続かず、日本株は頭重さが目立った。米国で長期金利が上昇しており、株式は先安感の意識されやすい状況だった。とくにPERの高い銘柄は割高感から売りが警戒された。非鉄金属の三井金属鉱業、小売業のファーストリテイリングなどが軟調な推移。一方、金利上昇により利ざや増が想起される銀行株などは底堅さも見られた。情報・通信業のアクセルマークなどが上昇、また割安なサンデンなども買いの入る場面が見られた。
市場参加者の一部は日米金利差の縮小に関心を寄せており、こちらを材料に外為市場でドル売り・円買いが出れば、輸出株などの頭重さに影響する可能性もある。週明けは引き続き ...